レーズンは、そのまま食べても悪くありません。
でも、レーズンパンになると、まったく違う魅力が生まれます。
レーズンが変わったわけではありません。
パンが変わったわけでもありません。
変わったのは、組み合わせです。
僕は、人も同じだと思っています。
目次
努力だけでは説明できないことがある
同じくらい努力したのに、
驚くほど成果が出た仕事もあれば、
何をやってもうまくいかなかった仕事もあります。
昔は、
努力が足りなかったんだ。
そう思っていました。
でも今振り返ると、
それだけでは説明できません。
一緒に働く人。
会社の文化。
上司との相性。
仕事の内容。
そのすべてが重なったとき、
同じ僕でも、
120%の力が出ることがありました。
人は「組み合わせ」で価値が変わる
僕はこれまで、
商品企画、SCM、海外営業、マーケティング、PMと、
いくつかの仕事を経験してきました。
能力が劇的に変わったわけではありません。
でも、
場所が変わると、
驚くほど評価が変わることがありました。
逆に、
苦しさばかりが残る場所もありました。
だから最近は、
能力だけを見るのをやめました。
代わりに見るようになったのは、
「組み合わせ」です。
レーズンが悪いわけではない。
食パンが悪いわけでもない。
でも、
レーズンパンにはなる。
人も同じです。
自分を必要としてくれる人はいるか
最近、
一つの問いを大切にしています。
この場所で、僕を必要としてくれる人はいるだろうか。
人数は多くなくていい。
一人でもいい。
「この仕事は君だからお願いしたい。」
そう言ってくれる人がいる場所では、
自然と力が出ます。
逆に、
誰にも必要とされていないと感じる場所では、
努力しても、
どこか苦しさが残ります。
組み合わせは、自分で選び直せる
ここで勘違いしたくないことがあります。
組み合わせが悪いからといって、
すぐに環境を変えればいい、
という話ではありません。
僕は、
まず、やり遂げることを大切にしています。
途中で投げ出すのではなく、
一度やり切る。
そのうえで、
次はどんな組み合わせを選ぶかを考える。
僕自身、
職種を変えるたびに、
そうやって少しずつ選び直してきました。
組み合わせは、
一度決めたら終わりではありません。
人生の中で、
何度でも見直していいものだと思っています。
レーズンは、パンを選んでいい
努力は大切です。
これは変わりません。
でも、
努力だけでは超えられない壁もあります。
だから最近は、
こんなふうに考えるようになりました。
努力する場所も、努力の一部だ。
どこで頑張るか。
誰と頑張るか。
何を組み合わせるか。
そこまで含めて、
僕たちは選ぶことができます。
レーズンは、
食パンにも入れます。
ベーグルにも入れます。
スコーンにも入れます。
だから、
自分を責める前に、自分がどんなパンに混ざっているのかを見てみる。
それも、大切なキャリアの考え方だと思っています。
Key Takeaways
- 人の価値は、能力だけでなく「組み合わせ」によって変わる。
- 自分を必要としてくれる人がいる場所では、力を発揮しやすい。
- 努力することだけでなく、「どこで努力するか」を選ぶことも大切。
あなたへの問い
もし今、
頑張っているのに報われないと感じているなら。
努力の量ではなく、
組み合わせを見直してみるタイミングかもしれません。
あなたという「レーズン」は、
今いる場所で、本当に一番おいしいパンになれているでしょうか。