「会社は、自分のことを分かってくれている。」
そう思いたい気持ちはあります。
僕も、そう願っています。
実際、今の僕はグローバル企業に勤めながら群馬でリモートワークをしています。この働き方を認めてもらえていることには、本当に感謝しています。
でも、それと同時に忘れないようにしていることがあります。
組織には、組織の論理がある。
今日は、その話です。
目次
理想と現実は、どちらも本当
会社は、人を大切にしてくれます。
社員の挑戦を応援し、多様な働き方も認めようとしています。
それは本当です。
一方で、
会社には会社として守らなければならないものがあります。
業績。
顧客。
事業。
社会的責任。
もし経営に直結する大きな案件が発生すれば、個人の希望より優先されることがあります。
これもまた、本当です。
理想と現実は矛盾しているようで、どちらも組織の一つの顔なんだと思います。
組織は個人最適ではなく、全体最適で動く
以前の僕は、
「会社は自分をどう評価しているんだろう」
という視点で考えていました。
でも今は少し違います。
会社は、僕一人を見て意思決定しているわけではありません。
組織全体を見ています。
ある部署。
ある顧客。
ある事業。
それらを全部並べた上で、最適解を探しています。
そこでは、ときに個人の希望より優先されるものがあります。
これは冷たい話ではありません。組織である以上、ごく自然なことです。
自由は、勝ち取るものではなく一致させるもの
群馬で働けているのも、会社が特別に優しいからではないと思っています。
会社にとっても、その働き方に価値がある。
そう判断してもらえているからです。
だから僕は、
会社と戦おうとは思いません。
会社に迎合しようとも思いません。
目指しているのは、
会社にとっても、自分にとっても良い状態を増やしていくこと。
セルフブランディングも、
実績を積み重ねることも、
発信を続けることも、
全部、そのためにやっています。
キャリアオーナーシップとは何か
キャリアオーナーシップという言葉を聞くと、
「好きな仕事を選ぶこと」
だと思われがちです。
でも僕は少し違います。
組織の論理を理解した上で、
その中に自分の理想との接点をつくっていくこと。
それがキャリアオーナーシップだと思っています。
組織は変えられません。
でも、
自分がどう見られ、
どんな価値を提供し、
どんな役割を担うかは、
少しずつ変えていけます。
その積み重ねが、
結果として自由な働き方につながるのだと思っています。
Key Takeaways
- 組織には、個人とは異なる「全体最適」の論理がある。
- 理想と現実は対立するものではなく、組織の二つの側面である。
- 自由な働き方は、会社と戦って勝ち取るものではなく、会社と自分の利益を一致させることで実現しやすくなる。
あなたへの問い
もし今、
「会社は分かってくれない。」
そう感じているなら、一つだけ考えてみてください。
会社にとっての最適と、
自分にとっての最適は、
どこで重なっているでしょうか。
その重なりを一つずつ増やしていくことが、
長く働き続けるための、一番現実的な方法なのかもしれません。