心が、ひらひらと落ち着かない一日でした。
誰かの期待に応えられないと伝えることは、思っている以上にエネルギーを使います。
今回、お世話になっている方々からいただいたお話を、お断りしました。
理由はシンプルです。
100%オンサイトでの参画では、自分が大切にしたい働き方と両立できない。
そう判断したからです。
今日は、「誠実さ」について考えたことを書いてみます。
目次
選ばないための準備をしていても、選ばざるを得ない日はある
僕は普段から、なるべく「選ばなくて済む状態」をつくるようにしています。
優先順位を決める。
余白を残す。
安易に約束を増やさない。
それでも最後は、何かを選ばなければならない瞬間があります。
そのとき問われるのは、
何を選ぶかではなく、何を守るか。
今回は、その問いに向き合う時間でした。
誠実さとは、約束を守れる条件を見極めること
今回のお話は、とてもありがたいものでした。
経験者として期待していただけたことも、本当に嬉しく思っています。
だからこそ、簡単には返事ができませんでした。
もし今の自分が100%オンサイトで参画したら、本当に期待に応えられるだろうか。
仕事の成果だけではありません。
自分が目指している働き方も、暮らしも、長く続けられるだろうか。
僕の答えは、Noでした。
これは仕事を諦めたかったからではありません。
暮らしだけを優先したかったからでもありません。
仕事にも、暮らしにも、誠実でありたかった。
その結果として、今回は条件が合わなかった。
ただ、それだけのことです。
僕はこれからも、挑戦したいと思っています。
その代わり、自分も相手も納得できる条件で挑戦したい。
そう考えています。
Honestyという言葉
イギリスで働いていた頃、工場長がよく口にしていた言葉があります。
“Honesty is the most important thing.”
当時の僕は、この言葉を「失敗を認めること」だと理解していました。
でも今は、もう少し広い意味で受け止めています。
できないことを、「できる」と言わない。
分からないことを、「分かったふり」をしない。
そして、約束を守れない条件なら、無理に引き受けない。
どれも、自分を実際より大きくも、小さくも見せない姿勢です。
Honestyとは、自分に正直であることではありません。
相手への約束に、正直であること。
今回の出来事を通して、その意味を改めて考えさせられました。
Key Takeaways
- 誠実さとは、「引き受けること」ではなく、「約束を守れる条件を見極めること」である。
- 仕事と暮らしは、どちらかを諦めるものではなく、両立を目指すものだ。
- Honestyとは、自分にも相手にも正直であり続ける姿勢である。
あなたへの問い
仕事か。
暮らしか。
私たちは、ついその二択で考えてしまいます。
でも、本当に目指したいのは、そのどちらかでしょうか。
もし両方を大切にしたいと思うなら、
そのために守るべき条件は何でしょうか。
そして、その条件を相手に正直に伝えられているでしょうか。
期待に応えることだけが、誠実さではありません。
仕事にも、暮らしにも、誠実であり続けること。
その積み重ねが、自分らしい働き方をつくっていくのだと思います。