2025年の年末、『Scent of a Woman』を観ました。
盲目でありながら、一切の言い訳や妥協もせず、自分の人生を楽しみ切るアル・パチーノの姿に、心底惹かれました。
「ああ、こんなふうに歳を重ねたい。」
そう思いました。
その頃、海外時代の親友に会い、「2兎も3兎も追って、全部取ろう。」と話したことを覚えています。
仕事も。
暮らしも。
自分自身も。
どれかを諦めるのではなく、全部大切にしてみよう。
2026年は、その生き方を本気で試してみる一年にしようと決めました。
今日は、その話です。
目次
生き方が変わると、見るものが変わる
年が明けて最初に買ったのは、アル・パチーノが映画で付けていたDentsの手袋でした。
まずは形から入ってみよう。
そこから、不思議な変化が始まります。
肌は、このままでいいだろうか。
体型は。
靴は。
Tシャツは。
香水は。
食事は。
今の自分は、自分が目指す生き方にふさわしいだろうか。
そんな問いを持つようになってから、一つひとつの選択が変わり始めました。
男磨きを始めたというより、生き方に合わせて、自分を整え始めた感覚でした。
小さな習慣まで変わり始めた
その変化は、思いもよらないところにも表れました。
爪です。
僕には、30年以上続いた爪を噛む癖がありました。
何度もやめようとしました。
でも、そのたびに元へ戻ってしまいました。
ところが、身だしなみに気を配るようになると、手元も自然と気になるようになりました。
最初はうまく切れませんでした。
切り方を変えたり、自分なりに試したり。
そんな試行錯誤を続けるうちに、気づけば長年続いた癖はなくなっていました。
「やめよう」と決意したからではありません。
今の生き方に、その習慣が合わなくなっていた。ただ、それだけだったのです。
習慣は、生き方についてくる
以前の僕は、習慣は意志の強さで変えるものだと思っていました。
でも今は、少し違います。
人は、自分が選んだ生き方に合わせて行動します。
だから、習慣だけを変えようとしても長続きしません。
先に必要なのは、「どう生きたいか」を決めることです。
その生き方が定まると、日々の選択も少しずつ揃っていきます。
30年以上続いた習慣を変えたのは、爪切りではありませんでした。
「もう、自分の可能性を諦めない。」そう決めたことでした。
Key Takeaways
- 「どう生きたいか」が定まると、日々の選択や習慣も少しずつ変わり始める。
- 長年の習慣は、意志だけでなく、生き方との一致によって変わることがある。
- 自分の可能性を諦めないと決めることが、小さな行動の変化につながっていく。
あなたへの問い
今、変えたいと思っている習慣はあるでしょうか。
もし何度挑戦してもうまくいかないなら、行動ではなく、一度だけ問いを変えてみてください。
「自分は、これからどんなふうに生きたいだろう。」
その答えが見つかると、今日の小さな選択も、少しずつ変わり始めるかもしれません。